秋まつりについて

尾張津島秋まつり

 尾張津島 秋まつりは、豪華絢爛な山車が賑やかに繰り出し、山車の競演は、見る人の心を踊らせ、車切とからくりの奉納は観る者を楽しませます。又、鉦や太鼓を打ち鳴らす石採祭、神楽などの祭事も同時に行われます。
約300年前から始まったと言われる秋まつりの特徴は、何といっても豪華絢爛な山車です。

津島の山車

津島の山車

津島の山車(夜)

 七切、向島、今市場、神守から合計16台の山車が津島のまちを華やかに彩り、どの山車も数百年の歴史があり、大切な文化財になっています。
また、笛や太鼓のお囃子とともに、勇壮に「車切」といわれる山車回しが行われています。

石採祭車

石採祭車

 石採祭は中野町(八剣社・やつるぎしゃ 祭車3台)のお祭りです。北部・中部・南部の3台が威勢よく鉦や太鼓を打ち鳴らしながら町を練り歩きます。津島の秋まつりの午後に津島神社の楼門前に勢ぞろいし奉納されます。

神守(かもり)の山車

神守の山車

 神守(かもり)の山車は、文化年間(1804~1818年)に始まったと伝えられます。憶感神社および穂歳神社を中心に、古くは大豊作の年や、特別な奉祝行事の年に限り、旧暦8月16日に奉納されておりましたが、現在は10月の同じ日に行われております。

神楽

神楽

神守・神島田地域で行われる神楽は全部で21台。神楽台の上に豪華な装飾を施した屋形を置き、神楽屋形の後方には太鼓・付太鼓がのせられ、バチさばき鮮やかな太鼓と笛の音色が町中に響き渡ります。